2009-07-21 ご報告

* ご報告

先週後半いろいろありまして大変でした。今後今までいろいろと親しくさせていただいていた方に不義理をすることも増えるかと思いますので、ここでお知らせしておきたく記載します。今後当分日記はなしになると思います。

15日水曜日、会社から寄り道して帰る途中、電車の中で妻からの電話がありました。車中なのでマナー違反ではありますが、頭が痛いと訴え、また息も異常に荒く、明らかに異常が生じていましたのでしばらく様子をみるのも兼ねて電話を続けました。その内本人も話す元気がなくなったか電話が切れました。

急いで戻って部屋に入ると、妻はリビングの床の上に仰向けに倒れていました。体の左半分が痺れて感覚がないと言うので、明らかに脳の異常と判断し、直ぐに救急車を呼びました。救急隊はすぐ到着し、応急処置や病状を見つつ、まず立川の救急センターに運ばれました。妻は妊娠していましたので、救急センターには産科がないため、脳の検査をして脳出血ではなく脳梗塞であることを確認してから、三鷹の杏林大学病院に搬送されました。その後いろいろ検査や手続きがあり16日の朝を迎えました。

私はいったん帰宅、必要なものを持ってから再び病院に向かいました。妻は一応しゃべることはできますし、妻の両親やおばが駆け付けてくれ、ひたすら検査の一日でしたがなんとか頑張ってくれました。医師の判断としては、脳に血栓が飛んだことによる脳梗塞、妊娠中で薬の制限があり十分な治療が行えず母体・胎児ともに危険なため、胎児は31週目でぎりぎり大丈夫との判断で、翌日帝王切開で誕生させ子供は保育器に、妻は投薬治療・リハビリをさせる方針となりました。もちろん麻酔や出血、感染症等のリスクがある旨、このご時世ですからしつこいほど説明がありましたが、医師を信じて手術をお願いしました。

17日の朝に帝王切開で子供はこの世に生を受けました。1600gの男の子でした。取り出されたときまだ31週なのに産声をあげたそうです。18・19・20と三連休でしたので、毎日妻に付き添い、保育器の中の子供にも会えました。また昨日は妻は車椅子ですが、二人で子供の顔を見てきました。

今日は出生届を提出。名前は泰生(たいせい)と命名しました。泰生の泰の字は今野泰幸の泰です

これから妻はリハビリの日々、子供も当分保育器から出れませんが、3人で頑張って行かないといけないなぁと、ようやく前向きに考えられるようになってきた今日です。今後元気になった妻と息子が皆さんにお会いできる日が来るように頑張ります。

私は今日から仕事に行ってますし、時には味スタに行く気もあるので、たぶん大丈夫だと思います。


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